食べたことを自慢できるもの

自慢できるスイーツ

「期間限定」「季節限定」「数量限定」…そんな言葉を聞くと、つい興味をそそられ、気持ちがソワソワするものです。

ここ最近人気のスイーツ専門店などでも、そのような「限定」メニューがよく見られるようになりました。

もともと、今話題のスイーツ専門店では旬のフルーツを使ったメニューなども多く、一年中安定した質・価格で提供し続けるのは難しいですから、「数量限定」「期間限定」など制限をつけて販売しているところも少なくありません。

逆に、収穫の多い旬の時期だからこそ、いつもよりリーズナブルな価格で提供するオトクな限定メニューを用意する店などもあります。

どちらにしろ、「限定」とつくメニューには「特別感」という付加価値が生まれ、それを求める人々が行列に並ぶのです。

人気のパンケーキやパフェが食べられる店では、多くのメニューでフルーツを使っているので、季節ごとに「限定メニュー」が登場することも多いでしょう。

特にフルーツを使わないようなスイーツ店では、代わりにフェアなどと銘打って、開店記念日の前後にフェアをやったり、季節のイベント用に特別なメニュー、限定メニューを出したりすることがあります。

普段はない特別なメニューは、やはり人気です。人は「特別」という言葉に弱いものです。

販売される期間や数量が限定された一品は、誰もが食べられるものではありません。運良くそれを食べられたとなれば、スマホで写真を撮り、記念に記録しておく人も少なくないはずです。

ツイッターやインスタグラムには、毎日のように様々なスイーツの写真が世界中からアップロードされていますが、なぜ人々がそうするのかと言えば、「食べたものの記録を残しておきたい」などという意見もあるでしょうが、その根底には「食べたことを自慢したい」という気持ちもあるはずです。

SNS上にアップして自慢したいなら、まず追求すべきは写真の美しさです。スイーツは、いまや「食べておいしい」のはもちろん、「フォトジェニックであること」も求められているのです。特に、店舗や季節が限定されているスイーツは、限られた人しか食べることができない、写真を撮ることができないレアものですから、SNS上での評価がより高まるアイテムだと言ってもいいでしょう。

SNSなどで「とてもおいしかった!」というメッセージと共に限定スイーツの美しい写真が掲載されているのを見たら、きっとうらやましくなるでしょう。自分もあれを味わう、特別な権利を得たいと思わず人に思わせる、それが限定スイーツの魅力なのです。